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業界天気図

業界天気図は帝国データバンク発刊の戦略情報誌「TDB REPORT」の情報をもとに、主要業界の情勢を7段階の天気と簡潔なコメントで発信しています。
主要業界を抜粋して掲載しています。
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快晴快晴 晴れ晴れ 薄日薄日 曇り曇り 小雨小雨 雨 雷雨雷雨
※2022年1月現在の情報をもとに作成
業界分野2021年度の動向2022年度の展望
天気ポイント天気ポイント
金融銀行主要行小雨小雨役務取引等利益の増加や与信関係費用の減額見直しにより、各行とも増益見込み。小雨小雨アフターコロナでの事業拡大・プレゼンス向上を見据えて海外拠点を強化。
金融銀行地方・第二地方銀行雨投資信託の販売増や経費削減、与信関係費用の減少が寄与し、増益見込み。小雨小雨再編促進の政策により経営統合の動きが活発化。持ち株会社化して事業分野を拡大する動きも。
金融生命保険小雨小雨業績はまだら模様の見通し。コロナ禍長期化による保険金支払いの増加と、金融環境の不透明さが懸念材料。小雨小雨営業活動の活発化により新規保険料収入の増加を見込むも、新型コロナの動向や金融環境には不透明さ残る。
金融損害保険小雨小雨保険料値上げ、コロナ落ち込みからの反動、新種保険の販売好調により増収傾向。自然災害減少で増益傾向。小雨小雨自動車保険料の値下げに加え、変異株の発生などコロナの影響の見通しが難しく、業況改善は不確実。
金融リース曇り曇りリース取扱高は低調も、各社は不動産や海外事業など好調な分野で収益を確保し、おおむね増益傾向。曇り曇りコロナ禍から生産・消費の回復が見込まれ、需要は堅調推移の見通し。通信インフラやIT投資に期待。
建設・不動産建設曇り曇り引き続き堅調な公共投資や民間設備投資の持ち直しにより売り上げに回復の兆し。利益は厳しい状況が続く。曇り曇り建設投資は前年度比微増を見込む。受注競争の激化、資材価格や労務費の上昇が続けば利益の悪化要因に。
建設・不動産住宅戸建て曇り曇り新設住宅着工戸数で持家、貸家ともに持ち直しの動きが見られ、増収増益傾向となった。曇り曇り住宅取得支援施策の変化による影響が不透明も、各社ブランド力や資金力を生かした事業展開を進めるもよう。
建設・不動産住宅マンション曇り曇り売り上げ計上戸数の増減で企業の業績が分かれたものの、増収増益基調となった。曇り曇り税優遇が期待される高い環境性能を有する建物への需要が高まっており、各社とも物件開発を進めるもよう。
建設・不動産不動産不動産賃貸(住宅系賃貸除く)曇り曇り前期竣工物件の通期貢献や商業施設の回復などにより、コロナ下ながら堅調推移。曇り曇り人流回復が業績浮上のカギも感染収束次第。ポストコロナ時代のビジネスモデルの確立を目指す。
食品加工食品冷凍・チルド・インスタント食品等製造曇り曇り外食需要が回復し、前年度の落ち込みから反動増となるも、家庭用の巣ごもり需要は落ち着く。曇り曇り単身者や共働き世帯向けの簡便な商品が堅調に推移。旺盛な海外食品需要を取り込めるか。
食品酒類小雨小雨度重なる緊急事態宣言により業務用需要が減少したが、収益構造の改善により、各社増益傾向。小雨小雨業務用の苦戦は続くが、最悪期は脱し回復局面に。糖質オフなど健康意識高まりを受けた商品投入が続く。
繊維繊維繊維製造・紡績雨繊維生産量は底打ち、自動車産業向けなど産業資材分野を中心に、緩やかに回復に向かう。小雨小雨緩やかな回復傾向が続くと予想されるが、自動車減産など不安材料もあり先行きは不透明。
繊維アパレル雨増収増益あるいは黒字転換傾向となるが、一部をのぞき新型コロナ前の水準への回復は難しいもよう。小雨小雨衣服消費は一定程度戻るも、ビジネス関連需要は厳しいもよう。店舗販売からEC販売への流れは継続。
紙・パルプ紙・パルプ洋紙・板紙製造雨ゆるやかな景気回復で収益改善傾向もコロナ前には届かず。洋紙は印刷・情報用紙が回復、板紙は堅調。雨景気回復に伴う需要増が期待されるが、原燃料価格高騰の影響で先行き不透明。
印刷・出版出版・新聞出版社、出版取次雨雑誌販売の減少を受けて厳しい状況が続いた。版権やデジタル分野に注力した企業では増収となるケースも。雨紙の出版物の縮小が続く中で、電子書籍や版権ビジネスへの取り組みがさらに重要性を増す見通し。
化学・素材石油化学製品石油化学製品製造薄日薄日上半期は需要が回復、販売価格も上昇。下半期に需要の不透明感はあるが通期で増収増益傾向。薄日薄日カーボンニュートラル実現に向けた開発やエレクトロニクスなど成長領域への投資を進めるもよう。
エネルギー石油石油元売り、精製雨原油価格上昇にともなう在庫評価の影響も寄与し収益改善。各利益レベルが最高益となる企業もある見込み。小雨小雨石油元売り各社は、再生エネルギーの開発など脱炭素化の取り組みを進めるもよう。
エネルギー電力みなし小売電気事業者(旧:一般電気事業者)雨会計基準の変更により減収、燃料価格上昇にともなう燃料費調整制度の期ずれ悪化により減益の予想。雨電力需給状況が厳しく、電気事業者への供給力確保要請が続く中、販売電力量は増加の見通し。
医療医薬品医薬品製造小雨小雨初の薬価の毎年改定もグローバル製品続伸で増収増益基調に。一般薬は感染予防効果などで風邪薬の激減響く。曇り曇り前年の中間年改定に続く薬価の通常改定で国内医療用薬市場は下降曲線描く。グローバル展開がさらに加速。
医療介護福祉関連サービス介護サービス、有料老人ホーム曇り曇り外出自粛でデイサービスの利用抑制は続いたが、他サービスの回復や新規拠点開設が寄与し増収基調を維持。曇り曇りコロナへの警戒続くも高齢化による需要増から業績は伸長傾向。IT導入やロボット導入による効率化が加速。
金属鉄鋼高炉小雨小雨国内外の鉄鋼需要回復や中国の鉄鋼減産政策によるタイトな需給環境のもと、増収経常黒字化の見込み。曇り曇り鉄鋼需要は引き続き好調なうえ、抜本的な構造改革効果も見込まれることから、収益改善を予想。
金属非鉄金属銅・亜鉛・鉛製錬小雨小雨金属価格の上昇と為替円安に加え、金属加工製品や機能性材料の販売数量も増加し増収増益に。曇り曇り足元高水準にある金属価格の動向は不透明ながら、電子材料や自動車関連の堅調な需要は続く見通し。
機械産業機械産業機械製造曇り曇り経済活動再開とともに需要が回復。半導体供給などの不安要素はあるものの、製造業を中心に投資が増加。薄日薄日製造業の回復が進み、投資の増加が見込まれる。既存設備投資に加え、脱炭素化・DX関連の投資拡大も期待。
機械工作機械工作機械製造曇り曇り国内外の設備投資需要回復を背景に増収増益基調。半導体、EV、医療、宇宙、脱炭素など幅広い業種で伸長。薄日薄日世界的に自動化・省人化ニーズは底堅く、需要拡大は続くもよう。EV関連需要が加速する見込み。
機械建設機械建設機械製造小雨小雨世界的に新型コロナから経済活動が回復。国内は公共工事が堅調、海外はインフラ工事が増加し増収増益基調。曇り曇り欧州・米国・アジアなどで需要は好調を維持すると見込まれ、おおむね業績伸長の見通し。
輸送機械自動車自動車製造小雨小雨各社とも半導体不足により生産・販売台数を期初の計画から下方修正も、利益は確保の見込み。小雨小雨生産・販売台数は緩やかな回復基調。コストダウンで利益改善目指す。半導体不足の解消時期が業績に影響。
輸送機械造船雨世界の造船需要は拡大しているが、低価格攻勢の海外勢との競争は激しく、国内造船業の回復は鈍い。小雨小雨鋼材価格上昇で、既受注案件に採算悪化リスク。国際競争力強化に向け、脱炭素ニーズなどの技術開発が課題。
家電・情報機器家電家電製造曇り曇り巣ごもり需要の一巡や半導体不足による流通停滞など懸念は残るも、2021年度通期の各社業績は増収傾向。曇り曇り巣ごもり需要の一巡や、世界的な半導体不足による流通停滞の懸念があり、不透明感が漂う。
家電・情報機器家電家電小売曇り曇り郊外店舗、EC販売は活況なるも、外出自粛などによる都市部主力店の不振を補えず、業績はまだら模様。曇り曇り各社、売り上げ好調な郊外店舗、ECの強化など対策を推進するも、新型コロナ収束が見えず不透明。
家電・情報機器半導体・電子部品半導体製造薄日薄日自動車の電動化需要や、産業・インフラ等のデジタル化の進展を背景に、幅広い分野で需要が拡大。薄日薄日自動車関連市場、産業機器関連市場、民生機器関連市場とも、引き続き成長が見込まれる。
流通総合商社薄日薄日資源価格高騰とコロナ禍からの景気回復で、各社とも過去最高の業績となる見込み。薄日薄日高騰した資源価格の反動を懸念。非資源分野の強化や脱炭素化の推進など、各社新たな収益源の確立を目指す。
流通百貨店全国展開型百貨店雨上半期は新型コロナの影響で不振も、10月の緊急事態宣言解除以降は回復基調に。雨新しい生活様式に対応するビジネスモデルの再構築を掲げ、業績回復を目指す。コスト構造改革も進む。
流通スーパーマーケット総合スーパー曇り曇り大手では営業時間の短縮や衣料品の販売不振で減収減益。地方は前年の行動制限の反動で増収傾向。曇り曇りネットスーパーやアプリ開発の強化、衣料品売場の見直し、在庫削減などあらゆる取り組みで収益確保を図る。
流通コンビニエンスストア曇り曇り大手3社は増収増益見込み。一方中堅企業は事業撤退などで最終赤字予想が目立ち、業績は二極化。曇り曇りIT活用で収益向上を狙う。商品力やサービス品質の高さを強みに、大手企業では海外進出強化の動きも。
流通ドラッグストア・調剤薬局ドラッグストア晴れ晴れ新型コロナで伸長した感染症予防商品や食品の反動減あるも堅調に推移。新規出店と調剤事業がカバーした。晴れ晴れ旺盛な新規出店やM&Aでドミナント戦略を積極的に展開する。調剤併設型店舗による業容拡充もさらに続く。
運輸貨物輸送トラック輸送小雨小雨EC拡大による貨物増で増収基調。ドライバーの不足や燃料費の高騰がコスト高要因となるも堅調。曇り曇りEC拡大が引き続き追い風も、競争は激化。ドライバー不足も継続的な課題に。
運輸旅客輸送鉄道小雨小雨新型コロナの影響度合いで業績二極化。コロナの影響残る中、他の事業が好調で黒字に転換した企業も。小雨小雨業績には不透明感。テレワークの普及などによる客数の減少に対して、料金値上げに踏み切る企業も。
運輸旅客輸送航空旅客輸送雨ワクチン接種の拡大やリベンジ消費で国内線に回復も、国際線は不振。依然赤字企業が目立つ。小雨小雨海外旅行やインバウンドの復活は新型コロナの収束次第。燃料価格高騰が懸念材料。
情報・通信通信インターネットサービス晴れ晴れテレワークなどの新たな生活様式の定着と企業のDXの進展が、業界全体の追い風に。晴れ晴れ暗号資産や電子印鑑など、デジタル化時代ならではの新市場の急成長が期待される。
情報・通信ソフトウェアソフトウェア受託開発晴れ晴れ新型コロナの影響から回復し、増収増益基調。幅広い領域でデジタル関連投資の高まりが見られる。晴れ晴れさまざまな業種でIT投資需要の拡大が続く見込み。新しいビジネスモデルの構築ニーズ顕在化に期待。
サービス外食ファストフード、カフェ曇り曇り持ち帰り需要を取り込んだ業態が好調。大幅に落ち込んだ前期からも回復傾向。曇り曇り持ち帰り対応業態を中心に引き続き堅調に。店内飲食も緩やかな回復が見込まれる。
サービス外食居酒屋チェーン、ビアレストラン雷雨雷雨時短営業や酒類の販売中止が経営を直撃し、厳しい環境に。営業制限の緩和後も、客足の戻りは鈍い。雷雨雷雨在宅勤務定着や宴会需要減少など、消費者の価値観が変化する中、回復の遅れが懸念される。
サービスホテル・旅館雨2020年度より改善するも、新型コロナの影響は続き、コロナ禍前の業績水準への回復には程遠い。雨新型コロナの動向が引き続き業績を左右。GoToトラベルや訪日旅行の再開時期などがカギに。
サービス旅行雷雨雷雨新型コロナの影響が長期化、国内旅行は回復に向かうも限定的。費用圧縮効果もあり、損益面はおおむね改善。雷雨雷雨国内外とも需要回復はコロナ収束次第。本格的な業績回復や黒字化は、海外旅行や訪日旅行の再開時期次第か。
サービス広告広告代理店曇り曇り東京五輪の開催にともなう広告出稿や広告市況の回復により、増収増益を確保。曇り曇り人流、物流の再開、経済活動の正常化により、広告需要の回復見込む。デジタル広告は拡大続く。
サービス広告ネット広告薄日薄日デジタル需要の取り込みや電子商取引、ゲームなどへの出稿が進み、好調が継続。薄日薄日動画広告やゲームなどの成長により、企業の広告出稿が加速し、さらなる成長を続ける見通し。
サービス人材派遣・職業紹介人材派遣薄日薄日経済活動の正常化とともに人材需要が回復。稼増収増益傾向も、最低賃金の上昇が懸念材料に。薄日薄日コロナ禍の長期化が懸念されるも、人手不足の業界を中心に人材需要は継続を見込む。
サービス教育サービス学習塾・予備校、通信教育・家庭教師派遣薄日薄日オンライン授業対応や感染防止対策を進め、教室閉鎖や生徒募集休止のあった前年度からは増収増益傾向。薄日薄日安定的な授業に加え、オンライン化を取り込み付加価値を高められるかが、業績向上のカギを握る。
サービス放送地上波テレビ 放送小雨小雨民放各社は新型コロナの影響から回復に転じ、おおむね増収増益傾向。NHKは受信料値下げにより減収。小雨小雨民放各社は新型コロナ前の水準への回復が期待される。NHKも含めて、番組ネット配信がいよいよ本格化。
その他玩具・ゲームソフトゲーム機製造、ゲーム開発薄日薄日ゲームソフト開発業、スマホゲーム開発業は、「巣ごもり需要」を取り込めた企業が目立った。薄日薄日ゲーム機製造業は、半導体不足が長引けば、生産の停滞が懸念される。ゲーム開発業は優勝劣敗。