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業界天気図

業界天気図は帝国データバンク発刊の戦略情報誌「TDB REPORT」の情報をもとに、主要業界の情勢を7段階の天気と簡潔なコメントで発信しています。
主要業界を抜粋して掲載しています。
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快晴快晴 晴れ晴れ 薄日薄日 曇り曇り 小雨小雨 雨 雷雨雷雨
※業界により更新時期が異なります。更新時期は各コメント末尾を参照ください。
業界分野2022年度の動向2023年度の展望
天気ポイント天気ポイント
金融銀行主要行小雨小雨国内外で貸し出しが伸び経常収益が大幅に伸長。海外金利上昇で利ザヤも改善、手数料収入増や与信費用減もあり大幅増益。(2023.09)曇り曇り増益基調続く。国内外の資金需要は依然として活発で、金利上昇による海外融資の利ザヤ拡大が続く見込み。貸し倒れに備える費用は積み増し。(2023.09)
金融銀行地方・第二地方銀行小雨小雨外国債券処分で債券等関係損益は損失拡大するも、株式等関係損益の増加や与信費用減少でおおむね当期純利益増。(2023.09)曇り曇り貸出金や手数料収入は増加傾向ながら、債券含み損益や与信費用の積み増しで利益は二極化が進むもよう。(2023.09)
金融生命保険小雨小雨外貨建て保険の販売増や円安効果で収入保険料は増加も、新型コロナ関連の保険金・給付金支払い負担などが減益要因に。(2023.08)小雨小雨減収増益傾向を予想。外貨建て保険のニーズは一服するが、新型コロナ関連の保険料の支払い減少により損益改善。(2023.08)
金融損害保険小雨小雨経済正常化や火災保険の値上げ効果で増収傾向も、相次ぐ自然災害や新型コロナ関連の保険金支払い負担で減益傾向に。(2023.08)曇り曇り自動車販売や人流回復で需要回復、増収傾向を見通す。コロナ保険金支払いは減少。想定外の自然災害発生が懸念材料。(2023.08)
金融リース薄日薄日国内外の経済活動の本格回復にともない、国内リース事業や海外事業が堅調。大手各社はおおむね増収増益。過去最高益を更新した企業も。(2023.10)晴れ晴れ国内事業の堅調に加えて、航空機や不動産、海外事業などがけん引、増収増益基調続く。エネルギー環境分野への投資が加速。(2023.10)
建設・不動産建設曇り曇り企業の設備投資意欲回復などにより、建設投資額や受注高は増加傾向も、資材高騰などにより減益目立つ。(2023.09)曇り曇り建設投資額は引き続き増加見通しも、資材価格の高止まり懸念。利益面の回復は緩やかなものにとどまる見通し。(2023.09)
建設・不動産住宅戸建て曇り曇り分譲住宅や賃貸住宅が下支えし増収傾向ながら、資材価格高騰による建設コストの上昇から、損益面はまだら模様。(2023.09)曇り曇り注文住宅が伸び悩む一方、分譲住宅が堅調で増収見込む。売上高伸び率は鈍化するもよう。損益面では、資材価格の上昇もあり明暗が分かれそう。(2023.09)
建設・不動産住宅マンション曇り曇り新築マンションの価格上昇などから増収増益傾向。都心物件を中心に好採算のマンションが好調で過去最高益を更新した企業も。(2023.09)曇り曇り大都市圏での分譲マンション需要の堅調が見込まれ、増収増益基調で推移する見通し。高額物件や大規模タワーマンションの分譲も業績に寄与。2023.09)
建設・不動産不動産不動産賃貸(住宅系賃貸除く)曇り曇り新型コロナが収束の兆しから設備投資が回復。商業施設の通期稼働や新規開業など需要を取り込み、増収増益傾向。(2023.09)薄日薄日新型コロナの5類移行、インバウンド回復など設備投資の持ち直しが期待される。倉庫・流通施設や工場の新設需要が業績をけん引。(2023.09)
食品加工食品冷凍・チルド・インスタント食品等製造曇り曇り時短・簡便食ニーズや業務用の回復で増収傾向。急激な円安による打撃を受けた企業がみられ、損益面は明暗が分かれた。(2023.09)曇り曇り冷凍冷蔵保管施設にかかる光熱費など懸念材料はあるものの、簡便食ニーズもあり、おおむね増収増益の見通し。(2023.09)
食品酒類小雨小雨行動制限の解除で業務用需要は回復傾向。一方、値上げラッシュが家庭用需要の減少を加速。(2023.01)小雨小雨業務用需要の回復は新型コロナの収束次第。家庭用はビール・日本酒の減税が追い風となるか。(2023.01)
繊維繊維繊維製造・紡績小雨小雨経済再開の動きが進み、衣料品分野の需要が回復傾向となるが、産業材分野は自動車向けが低調に推移。(2023.01)小雨小雨衣料品需要に加え、自動車向け需要の回復が期待されるが、原材料高など不安材料があり先行きは不透明。(2023.01)
繊維アパレル小雨小雨ウィズコロナによる外出・旅行機会、冠婚葬祭の増加で店舗への客足が回復し、増収増益傾向。(2023.01)曇り曇り引き続き需要回復に期待。原材料高、円安などが懸念材料も、価格の見直しなどで利益確保を目指す。(2023.01)
紙・パルプ紙・パルプ洋紙・板紙製造雨値上げにより増収基調だが、原燃料費の高騰をカバーしきれず、減益となる企業も。(2023.01)雨洋紙需要は減少傾向。板紙需要は堅調な推移が続くとみられる。生産効率化の取り組みや再編が進む。(2023.01)
印刷・出版出版・新聞出版社、出版取次雨雑誌・書籍の販売減で減収が目立つ。紙媒体の減少をデジタル配信収入の伸びで補えず、用紙など印刷コスト上昇から粗利益率が低下。出版取次も苦戦続く。(2023.10)雨国内では紙媒体の減少傾向続く。海外ではコミック市場を中心にコンテンツ需要の拡大が見込まれ、大手はデジタル化やIPビジネスに一層注力。(2023.10)
化学・素材石油化学製品石油化学製品製造曇り曇り円安や原料価格高騰の価格転嫁で増収傾向も、原料と製品の価格差縮小などで減益傾向。(2023.01)曇り曇り基礎化学品は需要軟化で回復見えず。半導体関連は需要減速を見込む。価格転嫁や販売価格の維持がカギ。(2023.01)
エネルギー石油石油元売り、精製小雨小雨ガソリンや製品価格値上げで増収も、下半期の原油価格下落による在庫評価益減少や販売マージン悪化などで減益相次ぐ。(2023.11)小雨小雨石油元売り業は国内需要は横ばいながら、在庫評価益の解消や、石油化学・石炭など他事業の影響が減益要因に。(2023.11)
エネルギー電力みなし小売電気事業者(旧:一般電気事業者)雨燃料価格の高騰を受けて燃料費調整額が増加し、各社2ケタ増収となったが、損益面では電気調達費用の増加などで大幅欠損計上が相次いだ。(2023.09)小雨小雨値上げ効果で増収基調維持。燃料調達コストの低下などから、損益面も改善。原発再稼働も利益押し上げ要因に。(2023.09)
医療医薬品医薬品製造小雨小雨医薬品生産金額は増加傾向。大手はグローバル製品の好調と円安により増収傾向。損益面はまだら模様。(2023.01)小雨小雨薬価改定により国内市場は縮小トレンド。グローバル分野における新薬開発競争が加速。(2023.01)
医療介護福祉関連サービス介護サービス、有料老人ホーム曇り曇り増収傾向ながら、拠点開設や人件費増などにより減益となる企業も。有料老人ホームは入居率改善にばらつき。(2023.01)曇り曇り高齢化で需要は高水準。人材確保のための職員処遇改善が焦点。コスト増から利用料値上げも。(2023.01)
金属鉄鋼高炉薄日薄日需要は停滞、原材料価格やエネルギーコストも上昇したが、鋼材価格への転嫁が進み、損益改善。3社中2社が増収増益。(2023.10)薄日薄日鉄鋼需要は前年度並み予想も、適正な販売価格維持や合理化の継続により、増収増益傾向が続く見通し。(2023.10)
金属非鉄金属銅・亜鉛・鉛製錬曇り曇り自動車、半導体をはじめ各分野で需要停滞。円安により増収傾向も、エネルギー・原材料コストの高騰で損益環境は悪化。(2023.11)曇り曇り自動車向けを中心に需要回復期待。金属市況下落とエネルギー・原材料コストの高止まりが懸念材料。各社リサイクル事業を強化。(2023.11)
機械産業機械産業機械製造薄日薄日内外需ともに好調で受注額は増加傾向。省人化、EV、半導体関連の投資活発で増収増益傾向。(2023.01)薄日薄日ウクライナ情勢や欧米の金融引き締め、中国経済減速など懸念材料あるも、人手不足など背景に需要継続。(2023.01)
機械工作機械工作機械製造晴れ晴れ増収増益傾向。世界的な設備投資需要を背景に、国内外ともに高水準の受注を獲得した。(2023.01)薄日薄日外需下振れ懸念による需要減速で企業は設備投資に慎重な姿勢となるもよう。一方でEVや自動化需要は堅調。(2023.01)
機械建設機械建設機械製造薄日薄日円安や販売価格の改善、堅調な海外事業などがプラス要因となり、増収増益企業が目立った。(2023.10)薄日薄日好調な海外需要や製品価格の改定が好材料となり、おおむね増収増益の見通し。(2023.10)
輸送機械自動車自動車製造曇り曇り資材価格の高騰や半導体不足の影響を受けるも、円安効果や収益改善努力により増収増益傾向。(2023.09)薄日薄日依然、半導体不足などは続くものの、EVを中心に生産・販売台数は緩やかな改善傾向で推移。(2023.09)
輸送機械造船雨海外勢の低価格攻勢で競争は激しく国内の新造船竣工量は減少。増収傾向だが鋼材高が利益を圧迫した企業もみられた。(2023.10)雨鋼材高や為替変動の影響による発注控えが懸念材料。再編や企業間連携、生産合理化などが活発化する予想。(2023.10)
家電・情報機器家電家電製造曇り曇り為替円安の影響や国内需要が堅調だったことにより、増収傾向も損益面はまだら模様。(2023.01)曇り曇り地政学リスクの継続やエネルギーコスト上昇などの懸念があり、不透明感が漂う。(2023.01)
家電・情報機器家電家電小売曇り曇り行動制限解除で客足増加するも、円安にともなう物価上昇など不透明な状況が続き、業績はまだら模様。(2023.01)曇り曇り店舗接客やEC販売など強化策を推進するが、物価上昇や供給面での制約などが懸念される。(2023.01)
家電・情報機器半導体・電子部品半導体製造薄日薄日国内市場は底堅く推移も、増益幅は縮小傾向。民生機器関連の需要一巡や素材価格高騰などが影響。(2023.01)曇り曇り2022年途中からの半導体市況悪化の影響が残り、上半期の需要減が予想される。(2023.01)
流通総合商社快晴快晴資源高と円安の継続で総合商社7社とも純利益通期見通しを上方修正。6社が最高益を更新。(2023.08)晴れ晴れ世界的なインフレ傾向と、金融環境の引き締めによる景気減速が懸念材料となり、総合商社7社とも通期の純利益を減益予想。(2023.08)
流通百貨店全国展開型百貨店小雨小雨収益認識に関する会計基準適用の影響受けるも、来店客数増やインバウンド回復、高額商材が好調で総額売上高は増収。損益面もおおむね増益を確保。(2023.08)曇り曇り首都圏や関西など都市圏の店舗を有する大手百貨店は、好調な高額商材とインバウンドを背景に増収基調維持。そごう・西武売却問題の決着点に注目。(2023.08)
流通スーパーマーケット総合スーパー曇り曇り円安や電気料金の急騰、食料品を中心とした相次ぐ値上げなど、業界を取り巻く環境は厳しく、2022年度の業績はまだら模様。(2023.08)曇り曇り増収見込みも、損益面はまだら模様の見通し。集客は地域によって差が出ると予想され、地域ごとの顧客の需要変化への対応もカギ。(2023.08)
流通コンビニエンスストア薄日薄日大手3社は、昨年の全店売上高を上回った。その他のコンビニは増収傾向も、店舗運営コストの大幅増による影響などにより、損益面はまだら模様。(2023.08)薄日薄日引き続き、大手3社の全店売上高は増加を見通す。その他のコンビニはまだら模様。経営環境は厳しいが、行楽需要などの消費拡大が予想される。(2023.08)
流通ドラッグストア・調剤薬局ドラッグストア晴れ晴れ新型コロナの影響でかぜ関連製品や検査薬が好調に推移。調剤事業がこれを後押しし、勢いを取り戻した。(2023.01)晴れ晴れ「10兆円産業化」に向けて続伸。新規出店やPB・DX戦略強化に調剤併設型店舗拡充が市場拡大をけん引。(2023.01)
運輸貨物輸送トラック輸送曇り曇り経済正常化とEC貨物需要の堅調で増収傾向だが、外注増や燃料費の上昇で粗利益率下がり損益面はまだら模様。(2023.11)曇り曇り燃料費の高止まりに加え、2024年4月から時間外労働の上限規制が開始される2024年問題への対応が課題。(2023.11)
運輸旅客輸送鉄道雨人流回復や観光支援策などが追い風となり、2ケタ増収基調。JR上場4社や私鉄も回復傾向が鮮明。(2023.01)雨運賃を値上げする企業が多く増収が期待される。JR各社は赤字ローカル線の存廃問題への対応を迫られる。(2023.01)
運輸旅客輸送航空旅客輸送小雨小雨GWや夏休み期間などのレジャー需要が増加、出張や観光需要回復で収益は大幅改善。大手2社は黒字転換へ。(2023.01)小雨小雨国内外の移動活発化でさらなる業績回復見込む。コロナ禍前業績への回復は、中国人旅客数が影響し動向注目。(2023.01)
情報・通信通信インターネットサービス晴れ晴れ社会全体のデジタル化の流れを追い風にして、ネット広告・メディア事業が好調。増収増益傾向。(2023.01)晴れ晴れ新型コロナ関連の特需は一段落するものの、多様化する市場を背景に、業績は堅調に推移するもよう。(2023.01)
情報・通信ソフトウェアソフトウェア受託開発晴れ晴れデジタル技術の応用分野が着実に拡大。戦略的投資を維持しつつ、増収増益傾向。(2023.01)晴れ晴れ事業の拡大、競争力強化に向けたIT投資への意欲は幅広い業種で高まっており 、持続的な成長を見込む。(2023.01)
サービス外食ファストフード、カフェ曇り曇り価格改定で客単価が上昇し増収基調ながら、原材料価格の上昇などを受けて減益となるケースが目立った。(2023.10)曇り曇り市場回復で増収維持も、原材料価格や人件費上昇を価格転嫁するため再値上げに踏み切る企業も。(2023.10)
サービス外食居酒屋チェーン、ビアレストラン雨個人客を中心に集客が回復し増収基調も、販管費増や店舗閉鎖による減損が業績押し下げ。(2023.10)雨回復が続く見通しだが、消費者行動の変容で夜間の客足は戻りが鈍い。昼営業強化や業態転換など模索続く。(2023.10)
サービスホテル・旅館小雨小雨行動制限や入国規制の緩和により、宿泊需要が回復し増収傾向。しかしコロナ禍前の水準は下回る。(2023.10)曇り曇り5類移行に伴う経済活動の正常化やインバウンド増で回復が見込まれるが、受け入れ体制の不整備に懸念点。(2023.10)
サービス旅行雨国内外の需要回復が見られ、大幅増収で業績は改善も、コロナ禍前の水準には遠い。(2023.01)雨国内旅行は需要回復が進む。海外旅行は最悪期脱するも完全回復には時間を要するとみられ、厳しい状況が続く。(2023.01)
サービス広告広告代理店曇り曇りウクライナ侵攻の影響や東京五輪からの反動減により、テレビをはじめとしたマスコミ4媒体の広告収入減少。(2023.01)曇り曇りマスコミ4媒体からインターネット広告への構造変化の中、デジタル領域の体制拡充を図る。(2023.01)
サービス広告ネット広告晴れ晴れ動画配信サービス、SNSや電子商取引市場の成長にともない、関連広告が継続伸長。(2023.01)晴れ晴れ市場拡大の一方で、ネット広告の取引条件の開示など、業界全体の透明性・公正性が焦点に 。(2023.01)
サービス人材派遣・職業紹介人材派遣薄日薄日経済活動が正常化し、人材需要が高まった。稼働者数増加と請求単価上昇により、増収増益傾向。(2023.01)薄日薄日継続的な人材需要が見込まれることから、稼働率向上・稼働者数増加に期待。(2023.01)
サービス教育サービス学習塾・予備校、通信教育・家庭教師派遣薄日薄日コロナ禍の影響緩和により増収傾向も、主力とする生徒層により損益明暗。小中学生好調も高校生が不調。(2023.10)薄日薄日コロナ5類移行により通学環境が平常化。増収増益見込む企業が目立つ。(2023.10)
サービス放送地上波テレビ 放送小雨小雨前年度の五輪開催の反動やウクライナ侵攻、円安などの影響で主力の広告収入が落ち込み、減収減益となった。(2023.09)曇り曇り新型コロナ5類移行による経済活動の正常化で、おおむね増収増益を見込む。コンテンツ事業強化は加速。NHKは受信料値下げで減収へ。(2023.09)
その他玩具・ゲームソフトゲーム機製造、ゲーム開発晴れ晴れ半導体不足による品薄状態が続く中、「スプラトゥーン3」がヒット。ゲーム機製造の業績はまだら模様。(2023.01)晴れ晴れゲーム機製造は半導体の調達改善で増収増益に期待。ゲーム開発はパソコン向けソフトの人気に注目。(2023.01)