■業界の概要
■市場の動向と展望
■住宅設備機器製造業の業績動向
■関連法規・団体
■業界天気図
トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、東洋エクステリアの5社が統合し、業界首位のLIXIL グループ(現:LIXIL)が2011年に誕生。三協立山など大手各社による統合や提携で、寡占化が進んでいる。
長期的に新設住宅着工戸数の減少が予測される中、業界各社はリフォーム分野やスマートホーム、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)など新分野への取り組み強化や海外展開に注力している。
キッチン・バス工業会「自主出荷統計」によると、2021年度のキッチン国内出荷台数は前年度比0.7%増の158万6,240台、システムバスは同2.9%増の133万5,640台、洗面化粧台は同3.2%増の174万2,194台といずれも増加となった。
新設住宅着工戸数は、大都市圏での増勢に陰りがあったものの、コロナ禍からの需要回復により前年度比で増加となり、製品出荷に寄与した。
キッチン・バス工業会「自主出荷統計」によると、2022年度のキッチン国内出荷台数は前年度比0.4%減の157万9,240万、洗面化粧台は同2.1%減の170万4,851台とそれぞれ減少したが、システムバスは同1.3%増の135万3,369台と2年連続で増加。全体の出荷台数は463万7,460台(同0.6%減)となり、前年からの反動減で僅かに減少した。