【目次】

■業界の概要
■市場の動向と展望
■駐車場業、カーシェアリング業の業績動向
■オートリース・レンタカー業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図

■業界の概要

MaaS への取り組みが活発に。サービスも多様化

近年、駐車場業・カーシェアリングサービスは高成長が続き、オートリース・レンタカー市場も堅調な推移を見せていたが、コロナ禍により市場は一時的に停滞したものの、3密回避を目的に車のサブスクリプションが注目されるなど新たなニーズも拡大した。

コロナ禍後も、MaaS（Mobility as a Service）への取り組みはさらに活発化しており、異業種連携などによる新しいモビリティサービスの開発が進んでいる。

■市場の動向と展望

2021年の市場動向

駐車場運営台数は減少、カーシェアリング台数・会員数は増加

駐車場大手5社の2021年度（各社会計年度）の管理・運営台数は、前年度比4.7％減の102万2,016台。交通エコロジー・モビリティ財団によれば、2022年3月調査でのカーシェアリング車両台数は前年比19.1％増の5万1,745台、会員数は同17.4％増の263万6,121人。

日本自動車リース協会連合会発表の2021年自動車リース契約台数は、前年比0.1％減の161万2,217台と横ばい

2022年の市場動向

駐車場運営台数は減少、自動車リース契約台数は増加に転じた

駐車場大手5社の2022年度（各社会計年度）の管理・運営台数は、前年比0.5％減の101万6,642台だった。