■業界の概要
■市場の動向と展望
■一般製材業、合板製造業、木材卸売業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
木材・製材品市場は、戸建住宅など木造建築の着工動向に左右される。農林水産省の「木材統計調査」によると製材工場数は、2023年末に3,749工場となり、10年前の2013年(5,690工場)から約3分の2まで減少している。
中・長期的には、国内の木材・製材品市場は、少子高齢化による住宅需要の減少や若年層の木造離れにより縮小が予測される。
そのため業界各社では、CLT(直交集成材)を活用した非住宅分野での木材利用拡大や、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への取り組み、新たな成長を求めた海外事業展開の強化などが進んでいる。