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貨物輸送業界の動向と展望

(2023/11/30更新)

【目次】

■業界の概要
■市場の動向と展望
■トラック輸送業の業績動向
■海運業の業績動向
■航空貨物輸送業の業績動向
■統計データ、関連法規・団体
■業界天気図
■関連コンテンツ


■業界の概要

経済活動を下支えも、トラック輸送などでは人手不足が深刻化

貨物輸送業界は、トラック輸送業・鉄道貨物輸送業・海運業・航空貨物輸送業のほか、自社で輸送手段を保有せず他の運送会社を使用してサービスを提供する利用運送業(フォワーダー含む)に分類される。

荷主から直接委託される元請会社を頂点にピラミッド構造が形成されている。近年はトラック輸送業などで長時間労働による人手不足が深刻化し、労働環境や取引環境の改善が求められている。


■市場の動向と展望

2021年度の市場動向

新型コロナの影響が落ち着き、国内貨物輸送量は増加に転じる

国土交通省の発表によると、2021年度の国内貨物輸送量(貨物営業用自動車・鉄道貨物・内航海運・国内航空貨物の合計)は、前年度比2.5%増の29億4,780万トンとなった。

新型コロナの影響による落ち込みが一服し、貨物輸送量は増加に転じた。中でも国内航空貨物は同12.1%増と急回復したが、いずれもコロナ前の水準は回復には至らなかった。鉄道貨物は同0.5%減と不振が続いた

宅配貨物取扱個数は、前年度比2.2%増の46億2,820万個だった。コロナ禍をきっかけとした通販需要の拡大がつづき、3年連続で増加した。

輸出入の金額ベースでは、海上貨物・航空貨物とも前年度比で2桁増と伸び、いずれも新型コロナ前の水準を大きく上回った。

2022年度の市場動向

国内貨物需要は減少。建設工事の停滞や物価高が影響

2022年度の国内貨物輸送量(貨物営業用自動車・鉄道貨物・内航海運・国内航空貨物の合計)は、前年度比1.6%減の29億138万トンとなった。

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